夜のお伽噺

アルのオリジナル小説置き場です

Alfie


初めてのブログにのせる初めての曲。
あれこれ悩んで、今一番聴きたい曲にしました。
毎日聴くには少しきついけれど、嬉しいいとき悲しいとき
自己嫌悪で落ち込んだときに浮かぶメロディです。

“生きるってどういうこと アルフィー?”

ご存知バート・バカラックの名曲です。
オリジナルのシェールをはじめ、いろいろな歌手が歌っていますが
このバージョンはハーモニカの音色ですぐに分かるように、
スティービー・ワンダーが録音したものです。

Stevie Wonderのつづりを逆にしたEivets Rednowという名義で発表されました。
モータウンの創業者ベリー・ゴーディのアイデアだそうですが、タイトル「Alfie」まで
ドラムの裏に張る凝り様は意味深で、当時の人種差別から黒人が白人の曲を
演奏することへの抵抗があったような気がします。

しかしこの美しい楽曲にスティービーのジャンルにとらわれない音楽性が
(それが彼の魅力の一つですが)大いに刺激されたのでしょう。
そして原曲を壊すことなく、まるでスティービーのオリジナル作品のように
仕上げた素晴らしさは見事だと思います。
クレジットによるとスティービー18歳!

スティービーのハーモニカが心に共振します。

Alfie



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歌う言葉


ニール・ヤング?私の周りで聴いている人はいませんでした。勿論私もでしたが。
ニール・ヤング=フォークのミュージシャンという括りで、ハードロック一辺倒の私には馴染みのないものでした。“Heart of Gold”がヒットして毎日のようにラジオから流れ、はじめて聴いた「Harvest」の“Words (Between the Lines of Age)”。
ニールの独特の歌声と、悲痛な叫びを上げ胸をかきむしる様なギターが思い煩う心に迫り、涙が込み上げてきました。

レコードには歌詞の対訳が付いていましたが、ニールもディラン同様にメッセージ色の強い内容で当時の私には意味不明でした。今でもですが(笑)"世の中が移り変わっても、変わらない言葉があり歌がある”なんて解釈していました。
それからニールが大好きな子と知り合い、初来日公演を武道館の一番奥の席に並んで観た思い出があります。
この曲も毎日聴くのはヘビィーですが、どうしても、どうしても聴きたくなる曲です。


歌う言葉 時代と時代の間に歌があった





Last Love Song

いい子なんです。私のような者にも煩わしがらず相手にしてくれて。
気立ての優しい子。
恋に恋する気持ちが強くて、その子の新しい恋の行方が私には危なっかしく思えて
意地悪なこと言ってしまいました。
「それはお前の嫉妬だろ」そうかも知れません。
いや、そうでしょう。
でも昔の自分を見ているようで・・


Last Love Song




瓶に小銭は貯めていませんが・・

このお盆休み、ウン十年ぶりに友人と再会いたしました。お互い歳は取っておりましたが
気持ちはあの頃のままで、時間が戻ったような楽しいひと時でした。
その晩、二人で繰り返し聴いたのがこのCD。 “Pennies In A Jar” Nikki Jean ニッキー・ジーンなる
歌手のデビューアルバム。
なんと作曲者にバカラック、トムベル、ディラン、キャロルキング、さらにはラモントドジャーなど豪華な顔ぶれ。

このお嬢ちゃんのどこに惹かれて曲を提供したのか、よく分かりませんが、バカラックは例のバカラック風の、
トムベルはフィリー調の、ラモンドジャーは60年代のモータウンソングのようで、
思わず頬が緩んでしまいます。

この映像はあの有名なテレビ番組に出演した時のもの。ちょっと上がっていたようだけれど、
初々しくてチャーミングな彼女です。

"How to Un ring a Bell" (Thom Bell & Nikki Jean)




月の光

今年も早10月。昨年はなぜか咲くことが無かった彼岸花が今年は咲き
めっきり涼しくなった朝晩に秋を実感しております。

ひとり物思いにふける秋の夜。
ピアノが上手に弾けたら、誰に聴かせましょうか・・・

月の光





心のハイウェイ


The Isley Brothers/The Highways of My Life





今 人生のハイウェイをゆっくりと下ってゆく。
自分が居るべきところに帰ることが
今は一番いいのだから。

人生の高速道路は降りるけど、
もう一つ別の道に行こうと思うことにしたよ。
道路わきの全ての案内版を読むんだ
その案内版には
行こうとしている目的地のすべての出口は、
これから毎日閉ざされてゆくと書かれているんだ。
だから、俺は違う道をこれからは歩まなくてはいけないんだ。

♪ ダダダ ダダッタ ダダダッタ

今 悲しみと苦痛から解放される
思い起こせば二人の間にはもう愛は無かったんだ
俺にはただ一人の君でも、君にとってはそうではなかったんだね?!

だから 自分の家に帰るには君とは別の道を
辿らなければならないんだ。
人生のハイウェイを降りて・・・

♪ ダダダッタ ダダダッタ ダダ ・・・

                訳:N,ayaka
               

先日退会したコミュニティサイトで大切な友人が訳してくれた歌詞。
素晴らしい訳詞に正直心が揺れました。

最後に
“So the other side of the road can only take me back home”
なのって振られたけれど、
どうしてどうして、そんなカッコイイこと
思いも及びませんでしたよ(笑)


Loving Cup  回し飲み


急な冷え込みに、なかなか身体のエンジンが掛からない朝。
こんな時は大好きなストーンズの曲を聴いて暖機運転するしかありません。

前回取り上げたアイズリー・ブラザーズの“心のハイウェイ”のイントロで奏でる素朴なピアノの旋律は
素晴らしく、聴くものをさらに感傷的な気持ちにさせます。
そして今回のローリング・ストーンズの“ラビング・カップ”もニッキーホプキンスの躍動感ある
ピアノの前奏が無かったら、この曲の素晴らしさは半減していたことでしょう。
ニッキーの牧歌的なピアノフレーズと、全編にわたる見事なアンサンブル。
早世が惜しまれます。


♪僕は最高にいい気分で斜面を下っているんだ
君を二人だけの花園に連れて行くよ

もし君が一晩中僕とふざけ合うなら
飛んだり跳ねたりも出来るけれど
一戦を交えるのはどうかな

だからさ、少しだけ僕にまわしてくれるかな
もう一服飲めば僕は落ちてしまうよ♪


「えっ、秋晴れの朝に相応しくない?」
「・・・」




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